法話4:自灯明 法灯明

自灯明 法灯明(じとうみょう・ほうとうみょう)

まずは、自分自身で考えなさい。自分の経験や知恵を信じて。自身をともし火として判断しなさい。しかし、もし、迷うことがあったなら、法(お釈迦様の教え)を拠り所としなさい。

人生の中で苦労し、積んできた経験や知識は、あなたの判断の拠り所です。自身に信念を持って、自分の考えで判断しなさい。あなたは、それができる人です。しかし、自身の経験や知識を越えた課題が生じた時、判断に迷うことがあります。そのときは、法を拠り所としなさい。

法とは、この世の法則(諸法・理法)この世界が常で無いこと・すべての物を移ろい行くこと・自然の一部として生かされていること・愛する人との別れは、いつか必ず来ること。むやみに生き物を殺さないこと・人の物を盗まないこと・不倫をしないこと・お酒を飲んで泥酔しないこと・嘘をつかないこと・・・・)

昨今のニュース、事件を見ていると、窃盗、不倫、自殺、詐欺、誹謗中傷などなど、不幸な事件が起こっています。自分の経験や知識を持って正しい判断を行いましょう。

もし、どう判断・行動すべきか、迷ったときは「法灯明」。お釈迦様が教えてくれた法を拠り所として判断すれば、不幸に陥いることは無くなるでしょう。

「法」とは何か?もっと知りたい方は妙法寺へおいでください。