幸せになりたいのなら品格の高い人間になろう!

またまた、いろんな事件が発生していますね。

・中学生を後ろから刺した。刑務所に入りたかった。。。。
・パワハラで謝罪した市長。。。。。
・財布を拾うために、緊急停止ボタンを押して、電車を止めた。
そして駅員はブチ切れて暴言を吐いた。。。。
・妊娠していた不倫の交際相手を殺した。。。。。。

いずれも、自分中心の思考。
この世界は自分が中心に動いているわけではないのに。。。。
悪さをすれば、必ずバレる。結局、悪事の代償は自分に降りかかって、不幸になる。

自分中心の思考は、自身にも周囲にも不幸を招く最大の要因になるということを、よくよく知ってもらいたい。

高い地位を得ると、自分は偉くなったと思う。それが、人を見下す要因になり、その結果が行動に出てしまう。

もし、幸せになりたいのであれば、何よりも大切なことは慈愛。
相手のことを尊重し、大切にすること。慈しみ愛すること。

自分だけが酷い環境に置かれていると思い込んでいる人。
自分は、これまで他の人をどれだけ大切にして、慈しんできましたか?
仏教用語で「自業自得」と言います。

ブッダは、八正道の中で、「正語(しょうご)」の重要性を説いています。

「正語」とは、正しい言葉遣いをしなさい!ということですが、本当の意味は、「相手を観察し、相手の状態をよく観て、その人に、一番良い「愛情のある」言葉をかけてあげなさい」という意味です。自分中心の思考では、この行動ができません。

世の中のすべての人が「正語」を実践できたら、孤独な人も減るでしょうし、ストレスも減り、住みやすい、愛情溢れる世の中になるでしょう。

品格の高い人は、丁寧な言葉遣いをします。相手のことをよく観察しています。そして、相手の状況に応じて、良い言葉をかけるなど、相手を尊重し大切にします。品格の高い人は、自業自得として、周囲から尊敬され愛されるようになり、結果、お金では買えない幸せを得ます。この幸せな状態は、ブッダが目指していた世界です。

たとえ、相手が暴言を吐いたりしても、自分は同じようになってはいけません。これもブッダの教えです。そのような場面に出くわしたら、ゆっくりと深い呼吸をして、相手をじっくり観察し、丁寧な言葉で反論しましょう。そのときに出る「気」は、相手の興奮状態を鎮めることができます。

学校の教育にブッダの教えを入れたほうが、幸せになる人が増えるのではないかと思います。現代、お寺でお坊さんの話を聞く機会が減っているのは残念なことです。

多くの人がブッダの教えを実践し、世の中のたくさんの人が幸せになれますように。。。。