謎の秘仏を本日からご開帳しました。3月中旬まで公開しています。

謎の秘仏を本日からご開帳しました。3月中旬まで公開しています。

2018年の施餓鬼法要(約2時間)を16分のビデオに編集してみました。中国(明代)の臨済宗をそのまま伝承する黄檗宗の旋律のあるお経(ぼんばい)、視聴してみてください。
餓鬼(ガキ)の供養である施餓鬼法要。お腹が空いて飢えている鬼(いわゆる餓鬼)が、撒いたお餅やお菓子を一生懸命拾って、その日だけはお腹いっぱい食べ「満足して」帰ります。法要の中で、ゼニ山、カネ山という山に火を放ち、それを拾って財布やカバンに入れておくとお金持ちになれると伝えられています。
1.出頭半鐘
2.始まりのお経
3.場を清める聖水の散布
4.音楽の呪文
5.ゼニ山、カネ山への放火
6.餓鬼供養の餅、菓子巻き
7.終わりのお経
妙法寺までの道に迷う方が多かったため、ご近所のご厚意により案内板を設置しました。この先に行き止まりの看板がありますが、その先が山門です。


御本尊:護船観世音菩薩

妙法寺に残る護船観音様の縁起文(古文書)として、下記の文書が残されています。
◆護船観音縁起文(原文)◆
抑此れは、觀音大士慈覺大師の御作であります。大師承和五年(西暦838年)に入唐し、同十四年に帰朝し給うとき、海上において難風に遭い荒波岩石を飛ばすが如く黒雲覆いて暗夜のごとし。水主楫取本心を失う。時に大師虚空に向かいて「無垢清浄光 慧日破諸闇 能伏災風火 普明照世間」の文を唱え給うところ忽ち空中に観音光を放ちて示現し船を擁護し給えば、黒雲晴れて白日輝き、逆風変じて順風となる。
人々歓喜踊躍して暫く合掌し奉る中に彼の観音は漸々として消え給う。いよいよ波平にして程なく肥前の国松浦の岸に着き給う。時に船人、大師に向かいて曰く「願うところは彼の海上に来現に違わず大悲の尊像を作り給え」と大師止むことを得ず其の船木を以て作り給えと便ち加持し給えば彼の尊像忽ち大光明を放ち給う。諸人奇妙の思いをなし、信心肝に銘ず。便ち其の観音是なり。
之に依って船人剃髪して大師の弟子となる。其の后此の観世音の御影を写し、印施して船中の守りとす。此の世にては悪風水難を逃れ未来にては弘誓先達の導師となり現当二世の諸願成就す。
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慈覺大師は遣唐使として中国に赴き、その帰り、嵐に遭遇され、海上で護船観音様にお会いになりました。そして無事に肥前国(今の佐賀県?)に上陸され、その後に、護船観音様を難破した船の材料で製作したと記載されています。大師は、どこから難破した船の材料を探してきたのか?と思っていましたところ、下記の文献がありました。
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慈覺大師の渡航(遣唐使の渡航の困難)
承和2年(836年)、1回目の渡航失敗、翌承和3年(837年)、2回目の渡航を試みたが失敗した。承和5年(838年)6月13日、博多津を出港。『入唐求法巡礼行記』をこの日から記し始める。志賀島から揚州東梁豊村まで8日間で無事渡海する(しかし「四つの船」のうち1艘は遭難している)。円仁(えんにん=慈覺大師)の乗った船は助かったものの、船のコントロールが利かず渚に乗り上げてしまい、円仁は潮で濡れ、船は全壊するという形での上陸だった(『行記』838年(開成4年)7月2日条)。
『出展:https://ja.wikipedia.org/wiki/円仁』
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この文献の内容は、当寺院の縁起文と完全に合致しています。なるほど、慈覺大師は、ご自身が乗船された船の材料で、この護船観音様を製作したんですね。遣唐使の船の材料でできているなんて、なんだかロマンチック。
護船観音様のご開帳は明日(12月2日)で終わります。これまで100年に1度とされてきたご開帳ですが、大変貴重な観音様ですので、できるだけ多くの方にご拝観頂けますよう、折を見てご開帳の機会を作りたいと考えています。合掌。
マインドフルネス実践会の第一回が開催されました。坐る瞑想、歩く瞑想、寝る瞑想、食べる瞑想のほか、ブッダの教えの基盤となる仏法僧、八正道のお話がPh.D 幸泉氏から講和され、ブッダの宇宙観とともに、世の中を正しく見るるための智慧も解説されました。ブッダの説いた八正道の1つ「正念」が、マインドフルネスの原点であると。住職も勉強させていただきました。感謝!
(企画・運営:琵琶湖サンガ 幸泉久子氏、幸泉哲紀氏)

次回、マインドフルネス実践会(第2回)
1月12日(土) 10:00〜13:00
【八正道】
・正語(しょうご):正しい語 暴言を吐かない
・正業(しょうごう):正しい行い
・正命(しょうみょう):正しい生活
・正精進(しょうしょうじん):正しい努力
・正念(しょうねん):正しい念い(おもい)
→マインドフルネスの実践
→気づき、意識を善いことに向けて、その時に集中する。
・正定(しょうじょう):(正しい心の統一)
↓↓↓
ここから以下が生まれる
・正見(しょうけん):正しい見方
・正思惟(しょうしゆい):正しい考え方






八幡堀の紅葉風景です。(撮影は山田弘さん)

これまで護船観音様の横に安置されていた未公開の秘仏を公開致します。先代が撮影した写真があり、華仏と呼ばれていますしたが、住職も見たことがなく、開けてみないとわかりません。手に様々な道具をお持ちのようです。
仏像マニアの方へ:この仏様について、教えて頂けるとありがたい。本堂右側の座敷にお出しして供養致します。この機会に拝観ください。
公開予定日:12月14日(金)から

合掌
12月1日(土)、マインドフルネス実践会が開催されます。今回、第一回の開催です。心を満たし、幸せな人生を送るきっかけになるかもしれません。参加、お待ちしています。(企画・運営:幸泉さん)

近江八幡も朝夕、冷え込んできました。ストーブ稼働中です。境内のコスモスが満開。そろそろ冬に入りますね。

妙法寺に来寺頂いた方の中には、ヨガの中で、シャバアーサナを体験して頂いた方も多くおられます。「シャバ」とは「死体」、「アーサナ」とはヨガの「ポーズ」で、訳すと「死体のポーズ」です。
難しいポーズではなく、仰向けで寝て、手のひらを上にし、寝ているだけです。
シャバアーサナの極意は、「全身脱力」です。脱力するのは簡単そうですが、実は意外に脱力できていないものです。自分の体と向き合い、意識して脱力するにはコツがあります。例えば顔、口の周りの、意識した脱力が1つのポイントになります。
「お寺でシャバアーサナ!」は、禅寺の凜とした雰囲気の中で、お香を嗅ぎ、梵鐘の音色を聴きながら実践するものです。瞑想と同様の呼吸法と脱力、そして意識を体の疲れている部位に向けること。寝ている横で、線香を炊きますので、まさに「死体」となって脱力し、死んだ人の気分になってみてください。継続すると、脳や体の緊張が緩むだけでなく、マインドにも変化が出てきます。脳を活性化し、より善く生きるための気づきが生まれてきます。
お寺が空いているときが狙い目です。来寺された方には、直接、ポイントを指導しておりますので、シャバアーサナやりたい!と申し出てくださいね。
なお、脳の緊張を緩める方法のとして、「集中」から「脱力」への落差もポイントの1つとなります。「写経・写仏」で「集中」し、その後「シャバアーサナ」でいっきに「脱力」させると大きな効果が生まれます。