コロナ禍で、精神的・経済的に苦しんでいる方が増えています。
団塊の世代(高度成長期を生きてきた世代)が、よく口にする言葉「人様に迷惑をかけないように!」でありますが、生命の危機を感じたときは、躊躇なく助けを求めてよいのです。
飢餓状態であれば当然。メンタル的なストレスが限界に達したときも、助けを求めてよいのです。メンタル的な苦しみの場合は、まずは相談する、苦境を話すだけでも、かなり軽減されます。
経済的な苦しみは自治体でセーフティネットを張っています。メンタル的な苦しみも、自分独りで抱え込まず、相談することが大切。近所のお寺に駆け込むのも、ひとつの選択肢です。各お寺の住職は、それなりに人生経験を積んでいますから、いろんなアドバイスを頂けると思います。
季節毎の花木のスタンプを導入。「護船観音」御朱印発行時の季節に合わせて押印する、数種類の花と宝船スタンプです。
スタンプする場所と使う色は、皆さんの好みで!
御朱印長への手書きの場合も、皆さん、自分の好みで押してね!


「その行ない。観音さんに、バレとるで!」
誰も見ていないからと言って、見られているときにはやらない行為をしないこと!観音さんは、ちゃんと見てます。そういう行為は、あなたの心を蝕みます。

注)あえて「行ない」と書いてます^_^
現代表記は、送り文字は「行い」です。
昨日の音楽瞑想会で、蜂谷清香さんの作品をゲット。
「全身全霊で今を感じる」
マインドフルネスに通じる言葉です。

本日見たニュース。
「電車内で子供の足が当たり、親と口論になり、親のマスクを剥ぎ取った。」とか。
心の「余裕が無い」というか、様々な事象に「感謝を感じていない」状態。
昨今のストレスフルな社会の中で、「感情を抑えられない人」が増えているように思います。
認知症の患者は「自身の感情を抑えることができなくなる」症状が出ます。現代人はストレスフルな環境におかれ、すでに病んでいるのかもしれない。口論になった親と、一回でも面識があり、一回でも飲み交わした相手であれば、それほどの怒りの感情は現れないでしょう。つまり、そのぐらいたわいの無い要因で「怒り」の感情が出てしまったということ。
「禅」のトレーニングでは、自分の心の状態を冷静に見る「客観視」が重要なポイント。
このトレーニングを実践していると、どんな状況にあっても、「呼吸」しながら、自分の状態を客観視できるようになり、湧き上がってくる感情を自身で制御することができるようになります。そうすると、余計なストレスを脳に与えず、脳のダメージを減らすことができます。結果として、冷静で正しい判断(正見・正思)ができるようになります。意見するときも、穏やかに話をすることができるようになります。
自分の存在を含め、すべての事象は、様々な要因の結果として在る。全く知らない他人であっても、自身の存在と関わっている可能性がある。
「マインドフルネス(禅のトレーニング)」を実践している人は、大自然の中にあって、自分は「生かされているんだ」ということを知り、そのことに「感謝する」ようになります。これが究極の「脳・心」の安定を得る技なのです。
「安定した脳(心)」は、わずかな変化を見落とさない感性が高まります。「今を感じる」「受け止める」「放つ」「変化する」ことになります。
様々な事象に「感謝」する気持ちを忘れないようにしましょう。