妙法寺の施餓鬼法要間近!

8月19日(日)、18:00から、施餓鬼法要を開催します。黄檗宗のお経の中でも珍しい音楽的なお経が沢山入ります。法要中盤で、お餅やお菓子を撒きます。子供達も大喜びで、餓鬼になりきって、お菓子を奪い合います。日曜日の夜ですので、皆さん、おいでください。当日は境内に車が満車になりますので、近隣の駐車場をご利用ください。田舎は子供が少なくなっていますので、子供達の参戦、大歓迎です。

脚下照顧(きゃっかしょうこ)

この禅語、私は好きです。直訳は「靴を揃えなさい」、「足元注意」です。玄関で靴を脱いだら、きれいに揃えて並べる。よその家に入るときには、皆さんやってますね。自分の家ではどうですか?きれいに揃えて並べることは心を整えることに繋がります。また「足元をよく観なさい」という意味です。日々の生活の中で、先ばかり観ていないで、今、自分の行動や姿を顧みることの大切さを問いています。現在の自分を見つめ直すことで、きっと、先の行動が変わるでしょう。特に小さな子供達には教えたい一言です。小学生の御両親、先生方、是非、子供達に教えてください。知っているだけで、人生がより善い方向に向かうでしょう。合掌。

疏袋(ショブクロ)

8月19日、18:00から開催する「施餓鬼法要」の準備をしています。写真は「疏袋(しょふくろ)」と呼ぶ灯明の一種で、法要中に、この袋に点火して、「金銀山」(きんぎんざん)、「衣装山」(いしょうざん)と呼ばれる山に火を移します。この山の火を取り、足で踏む等で消火して、カバンや財布に入れておくとお金持ちになるということで、地元では「ゼニ山、カネ山」と呼んでいます。疏袋の中には、「アンヤホン」と書かれた小袋を入れます。この小袋の中には、線香とお茶葉が入っています。「アンヤホン」の意味は「おやつ」です。餓鬼のおやつということですね。

サルスベリ満開です!

夏本番、サルスベリ(百日紅)満開で、色も濃くて大変きれいに咲いています。枯山水の白のトーンとあいまって、とても美しいです。

読経体験(面白い梵唄)

読経体験というと、「木魚を叩きながら念仏を唱える」イメージですが、黄檗宗のお経は「梵唄」(ぼんばい)と呼ばれ、歌(唄)に近いイメージです。心が落ち着く賛美歌のような旋律もあれば、お祭りのような旋律もあります。加えて多くの鳴り物(楽器)が入ります。香灯(ひゃんてん)と呼ぶ太鼓はドラムを叩くようなイメージ。香灯の横にある「ケイ」と合わせて叩きます。引磬(いんきん)と呼ぶ鐘は2種類の音があり、この音程のアンサンブルは心が癒されます。この他、磬子(けいす)、木魚(もくぎょ)、半鐘(はんしょう)、鐃鉢(にょうはち)などが入ります。このため、複数人の僧侶が集まらないと、この梵唄を演奏することができません。

妙法寺の読経体験では、これらの鳴り物を使って、梵唄を体験してみようというものです。楽譜がありませんので、旋律は耳で覚えますが、鳴り物は写真のような「楽譜?」がありますので、これを見ながら音を出します。お経を「演奏」と言うのも何か変ですが、複数の僧侶でやる梵唄は「演奏」という表現がぴったりです。皆んなで演奏するお経ですので、面白いし楽しいですよ。住職お勧め。是非、体験してみてください。

鳴り物の「楽譜?」

「引磬」(いんきん)音色が二種類あります。
高い音が大引磬、低い音が小引磬と呼びます。

「香灯」(ひゃんてん)と呼ぶ太鼓。
横にある鐘は「けい」と呼び、黄檗宗独特のもの。

「半鐘」(はんしょう)

「鐃鉢」(にょうはち)シンバルみたいですね。

皆さんご存知の「木魚」(もくぎょ)

「磬子」(けいす)と呼びます