マインドフルネスの実践

今、この瞬間に目を向け、そこに集中し観察する。マインドフルネスは、まず観察から始まります。自分の心、体、周囲の自然、食事の味、旅行の景色、お風呂の気持ち良さ、家族の笑顔、友人との会話。。。。。。。今の自分の状況、周囲の状況、五感を集中させ、良い感覚を味わう、発見する。気づく。

呼吸しているんだ。歩いているんだ。食べているんだ。おいしい!。いい香りだな。。。綺麗な景色だな。。。あ、自分は今、いい感覚になってきたな(プラスの気持ち、気づき)。。など、今の時間、自分の観察に集中。

自分や周囲を観察しながら、少し深い呼吸。鼻から吸って口からゆっくり吐く腹式呼吸と観察、気づきと呼吸を組み合わせて、脳をほぐしていく。

日々の喧騒、忙しさ、過去や将来の不安を消し去るための、良い観察と集中と呼吸。慌ただしさの中にあって、一旦立ち止まって自分や周囲を観察し見つめる。家の庭、道端の草木、地元の地蔵様。自分の子供。観察対象はたくさんあります。これを実践できると、脳は良い方向に活性化され、体が楽になっていきます。

あ、今、自分は怒っているんだ。。。悲しんでいるんだ。。。。。マイナスの気持ちも、自分を観察し「気づく」ことで、平常心を保つことができます。怒りや悲しみ、憎しみの要因は、「自分に都合の悪いこと」が起こるからです。でも、だいたい「自分に都合の悪いこと」の方がよく起こるのです。我々を取り巻く自然、人間は、いつも「無常」。我々の住む世界は、そもそも、そういうものだと最初から理解していれば、あまり腹も立ちません。逆にいいこともあるので、観察して、それに気づくことのほうが、脳には重要です。