今を感じる!(蜂谷清香さんの作品をゲット)

昨日の音楽瞑想会で、蜂谷清香さんの作品をゲット。
「全身全霊で今を感じる」
マインドフルネスに通じる言葉です。

本日見たニュース。
「電車内で子供の足が当たり、親と口論になり、親のマスクを剥ぎ取った。」とか。
心の「余裕が無い」というか、様々な事象に「感謝を感じていない」状態。
昨今のストレスフルな社会の中で、「感情を抑えられない人」が増えているように思います。
認知症の患者は「自身の感情を抑えることができなくなる」症状が出ます。現代人はストレスフルな環境におかれ、すでに病んでいるのかもしれない。口論になった親と、一回でも面識があり、一回でも飲み交わした相手であれば、それほどの怒りの感情は現れないでしょう。つまり、そのぐらいたわいの無い要因で「怒り」の感情が出てしまったということ。

「禅」のトレーニングでは、自分の心の状態を冷静に見る「客観視」が重要なポイント。

このトレーニングを実践していると、どんな状況にあっても、「呼吸」しながら、自分の状態を客観視できるようになり、湧き上がってくる感情を自身で制御することができるようになります。そうすると、余計なストレスを脳に与えず、脳のダメージを減らすことができます。結果として、冷静で正しい判断(正見・正思)ができるようになります。意見するときも、穏やかに話をすることができるようになります。

自分の存在を含め、すべての事象は、様々な要因の結果として在る。全く知らない他人であっても、自身の存在と関わっている可能性がある。

「マインドフルネス(禅のトレーニング)」を実践している人は、大自然の中にあって、自分は「生かされているんだ」ということを知り、そのことに「感謝する」ようになります。これが究極の「脳・心」の安定を得る技なのです。

「安定した脳(心)」は、わずかな変化を見落とさない感性が高まります。「今を感じる」「受け止める」「放つ」「変化する」ことになります。

様々な事象に「感謝」する気持ちを忘れないようにしましょう。