ーー大施餓鬼法要の準備!ーー8月19日(金)18時開催

施餓鬼法要の準備を進めています。まずは、大物から。

例年、8月19日に執り行うことが決まっています。黄檗宗のお経(梵唄:ぼんばい)は鳴り物が多く、大陸の文化を感じる音楽的なお経です。そのため、僧侶6名が必要なので、近くの黄檗宗寺院の住職が集まって、それぞれのお寺を順番に執り行うため、日時が決まっているのです。妙法寺は、今年は金曜日ですね。18時から開始します。法要中、お餅やお菓子を撒くのは、19時30分過ぎあたりからですね。コロナ対策で、お餅やお菓子は少量撒いて、参拝者の方々には、写真のようなお菓子を配ります。「子供に嬉しい法要」です。

 

本堂の準備ですが、これ、本来の段の作り方とは異なっています。コロナ対策のため、僧侶が向かい合わせにならないように配置しています。コロナウィルスは、だいたい換気の悪い部屋で感染します。呼吸で排出されたエアロゾルを吸い込むことで感染することが主な要因です。そこで窓を全開放し、扇風機で風を一方向に流し、屋外と近い環境を作っています。

幕を張って完成。

 

これは、ぜに山かね山というもので、法要中に燃やします。燃えかすを拾って財布に入れておくと、お金持ちになれる!というもの。

 

これは疏袋(しょぶくろ)といいます。ぜに山かね山に火をつける松明(たいまつ)です。

 

しかし、今年は暑いです。本堂にスポットクーラーを導入したのは正解でした。