マインドフルネス実践会(第5回)

「マインドフルネス実践会(第5回)」。本日の講和は、正定(Right Concentration) です。精神の統一という意味ですが、もう少しわかりやすく言い換えると、「安定した心を保つ」ということです。幸泉博士の講和の中で興味深いのは、脳科学的にひらめきが生じるときには、ガンマ波の脳波が出るというお話。座禅や瞑想には、脳(心、精神)を活性化し、安定させ、リラックスさせる効果が脳科学的に根拠があるということ。その延長線上には、AI(人工知能)にはできない、人間の脳が持つ未知の領域「ひらめき」にも関与できるのかもしれません。禅の智慧や手法は、余裕の無くなった社会に生きる人々や、創造力・発明が必要な人々にも、今後、注目されていくと予想します。