疏袋(ショブクロ)

8月19日、18:00から開催する「施餓鬼法要」の準備をしています。写真は「疏袋(しょふくろ)」と呼ぶ灯明の一種で、法要中に、この袋に点火して、「金銀山」(きんぎんざん)、「衣装山」(いしょうざん)と呼ばれる山に火を移します。この山の火を取り、足で踏む等で消火して、カバンや財布に入れておくとお金持ちになるということで、地元では「ゼニ山、カネ山」と呼んでいます。疏袋の中には、「アンヤホン」と書かれた小袋を入れます。この小袋の中には、線香とお茶葉が入っています。「アンヤホン」の意味は「おやつ」です。餓鬼のおやつということですね。