きのう、24歳のかわいい女性2名が来寺されました。そこでの雑談。
彼氏や結婚相手を選ぶとき、気をつけることを教えましょう!
そもそも、付き合い始めたときは、どんな相手でも新鮮で、なんとなくうまくいく。でも、しばらくすると、相手の本質がだんだん見えてくる。特に女性は、付き合ったり、結婚する相手の男性によって、幸せになったり、不幸になったりするので、注意しないといけない。
では、彼氏や結婚相手を選ぶときに、どういうことに注意したらよいか?
第一ポイント:相手の男性や女性が、周囲の人に、どのような立ち居振る舞いをしているか、よく観察しましょう。
自分に対してでなく、周囲の人との接し方で、その人の本質がだいたいわかります。特に、レストランやコンビニの店員さんに対する立ち居振る舞いが参考になります。「お金を払う=立場が上」と思っている人は、かなりいます。立場が上と思うと、相手を見下している状態。そういう人は、偉そうに、または、傲慢に相手に話をします。「水を持ってこい」とか、「対応が悪い」とか言いますね。お金を払う方が偉い!という考え方は間違いです。お金を払うというのは、相手の労働の価値に対する対価なので、この価値に感謝してお金を払うというのが正解です。ですので、「ありがとう」という気持ちで払うことになります。
傲慢であったり、自己中心であったり、自分の都合で物を考えている人は、相手を見下すことが多くなります。お金持ちになったり、地位や名誉を持った人は陥りやすい。このような人と付き合ったり、結婚したりすると、不幸になります。
友人や会社の同僚、付き合っている人以外の人に対する立ち居振る舞いを観察して、相手を尊重し、感謝するような立ち居振る舞いの人を相手に選びましょう。横柄で、汚い言葉を吐いている人は避けましょう。このような人は、いずれ、自分にも横柄で汚い言葉を投げてくるでしょう。いわゆる品の悪い人は避けましょう。
品がよい人というのは、どんな相手であっても、いろんな形で自分を支えてくれていることがわかっている人です。そして、そのことに気づき、感謝している人です。このような人は、どんな状況になっても、相手を尊重し、優しく、愛情をもって接してくれます。
品の悪い人というのは、自己中心、傲慢、嫉妬、恨み憎しみなどが強い人です。相手を見下し、汚い言葉を吐きます。
第二ポイント:悪い状況のときの立ち居振る舞いを、よく観察しましょう。
人間というのは、調子の良いときには、その人の本質が見えにくいのです。調子が悪いときや、状況が悪いときほど、その人の本質を見抜くチャンスといえます。調子の悪いときに、その人が、どのような立ち居振る舞いをしているか、よく観察しましょう。
調子の悪いとき、周囲に愚痴をもらしたり、暴言を吐いたり、怒りの感情をむき出しにする人は避けましょう。こういう人は、自己中心であり傲慢です。いずれ、自分にも牙を剥くでしょう。
品の良い人は、調子の悪いとき、それは自分の責任と認識します。人のせいにしません。調子が悪くても、相手には丁寧な言葉を使います。相手を尊重しているからです。
彼氏、彼女や、結婚相手に選んではいけない、自己中心、傲慢な人を見抜く方法を教えました!
またまた、いろんな事件が発生していますね。
・中学生を後ろから刺した。刑務所に入りたかった。。。。
・パワハラで謝罪した市長。。。。。
・財布を拾うために、緊急停止ボタンを押して、電車を止めた。
そして駅員はブチ切れて暴言を吐いた。。。。
・妊娠していた不倫の交際相手を殺した。。。。。。
いずれも、自分中心の思考。
この世界は自分が中心に動いているわけではないのに。。。。
悪さをすれば、必ずバレる。結局、悪事の代償は自分に降りかかって、不幸になる。
自分中心の思考は、自身にも周囲にも不幸を招く最大の要因になるということを、よくよく知ってもらいたい。
高い地位を得ると、自分は偉くなったと思う。それが、人を見下す要因になり、その結果が行動に出てしまう。
もし、幸せになりたいのであれば、何よりも大切なことは慈愛。
相手のことを尊重し、大切にすること。慈しみ愛すること。
自分だけが酷い環境に置かれていると思い込んでいる人。
自分は、これまで他の人をどれだけ大切にして、慈しんできましたか?
仏教用語で「自業自得」と言います。
ブッダは、八正道の中で、「正語(しょうご)」の重要性を説いています。
「正語」とは、正しい言葉遣いをしなさい!ということですが、本当の意味は、「相手を観察し、相手の状態をよく観て、その人に、一番良い「愛情のある」言葉をかけてあげなさい」という意味です。自分中心の思考では、この行動ができません。
世の中のすべての人が「正語」を実践できたら、孤独な人も減るでしょうし、ストレスも減り、住みやすい、愛情溢れる世の中になるでしょう。
品格の高い人は、丁寧な言葉遣いをします。相手のことをよく観察しています。そして、相手の状況に応じて、良い言葉をかけるなど、相手を尊重し大切にします。品格の高い人は、自業自得として、周囲から尊敬され愛されるようになり、結果、お金では買えない幸せを得ます。この幸せな状態は、ブッダが目指していた世界です。
たとえ、相手が暴言を吐いたりしても、自分は同じようになってはいけません。これもブッダの教えです。そのような場面に出くわしたら、ゆっくりと深い呼吸をして、相手をじっくり観察し、丁寧な言葉で反論しましょう。そのときに出る「気」は、相手の興奮状態を鎮めることができます。
学校の教育にブッダの教えを入れたほうが、幸せになる人が増えるのではないかと思います。現代、お寺でお坊さんの話を聞く機会が減っているのは残念なことです。
多くの人がブッダの教えを実践し、世の中のたくさんの人が幸せになれますように。。。。
この世界は無常という法則が支配している世界です。全てのものは、常に変化し、永遠に続くものはひとつもない。自然界も無常であり非情です。そこに感情などはありません。
一方で、人は、病、災害、人間関係、金銭面などで、日々、喜び、悲しみ、怒り、憎しみ、嫉みなどの感情を生み出しています。自分の置かれた環境に対して、いろんな感情が湧いて出ます。しかし、感情というのは、自然界の法則ではありませんから、変えることができる。
感情というのは、自分の心が、自分の都合で生み出しているものに過ぎないので、自分でコントロールすることができます。客観視を身につけると、ほぼ悪い感情を消し去ることができる。
この世を支配している法則は、人の力では変えることができないという事実や、この世界が自分の都合では動いていないという事実を、真に認識することができれば、イライラすることも無くなり、穏やかな感情を得ることができます。
清香ちゃんが持ってきてくれました!アナベル。
早速、境内に穴を掘って植樹。あと境内に水撒きで、蒸し暑くて、汗だくに。
