一度、死んでみよう!

妙法寺に来寺頂いた方の中には、ヨガの中で、シャバアーサナを体験して頂いた方も多くおられます。「シャバ」とは「死体」、「アーサナ」とはヨガの「ポーズ」で、訳すと「死体のポーズ」です。

難しいポーズではなく、仰向けで寝て、手のひらを上にし、寝ているだけです。

シャバアーサナの極意は、「全身脱力」です。脱力するのは簡単そうですが、実は意外に脱力できていないものです。自分の体と向き合い、意識して脱力するにはコツがあります。例えば顔、口の周りの、意識した脱力が1つのポイントになります。

「お寺でシャバアーサナ!」は、禅寺の凜とした雰囲気の中で、お香を嗅ぎ、梵鐘の音色を聴きながら実践するものです。瞑想と同様の呼吸法と脱力、そして意識を体の疲れている部位に向けること。寝ている横で、線香を炊きますので、まさに「死体」となって脱力し、死んだ人の気分になってみてください。継続すると、脳や体の緊張が緩むだけでなく、マインドにも変化が出てきます。脳を活性化し、より善く生きるための気づきが生まれてきます。

お寺が空いているときが狙い目です。来寺された方には、直接、ポイントを指導しておりますので、シャバアーサナやりたい!と申し出てくださいね。

なお、脳の緊張を緩める方法のとして、「集中」から「脱力」への落差もポイントの1つとなります。「写経・写仏」で「集中」し、その後「シャバアーサナ」でいっきに「脱力」させると大きな効果が生まれます。

禅を生活に取り入れよう!

2000年近い仏教の文化、禅を生活の一部に組み込んでみませんか?
これらは難しい事ではありません。禅の入口。最初は姿勢(座禅/瞑想)と呼吸、次に脱力を覚えましょう。

【姿勢】
・足を組み、上半身は脱力し、頭から天井に向かって糸で吊るされた感覚を意識して背筋を伸ばします。腕は、軽く伸ばして膝に乗せ、手のひらを天空に向けます。

【呼吸法】
・次に、鼻から息を吸い、口からゆっくりと息を吐きます。
・自分の体と向き合い、鼻から息を吸い、疲れている部位に向かって酸素を送り込むイメージを意識してください。
・この呼吸では、腹式呼吸でお腹いっぱいに息を吸い、肺まで空気を満たします。息を吐く時は、お腹がぺったんこになるまで息を吐ききります。
・これを4〜5回繰り返します。
・呼吸が整ったら、通常の呼吸に戻し、上半身の力は抜いて、瞑想に入ります。座禅では目を閉じてはいけません。座禅は集中のために行うものです。一方で、瞑想はリラックスのために行うので、目を軽く閉じて寝ていてもかまいません。5分、10分と短時間でも、脳の緊張を緩める効果があります。
・この呼吸法をマスターできると、通勤電車の中でも実践可能です。

脳の緊張を緩めることは、脳が活性化し、仕事の効率アップや、マインドフルな精神の育成に繋がります。自律神経の興奮を抑えることで、体の緊張を癒す効果も期待でき、体が軽くなっていきます。1日1回の実践を継続するだけで、楽になってきますよ。是非、実践してみてください。いくつかポイントがあるので、来寺頂いた方には、実践で体験、指導致します。

本堂にプロジェクターを設置しました!

黄檗宗の梵唄や法要の様子を映像でご覧いただいたり、法話、イベント等で使用するため、プロジェクターと100インチスクリーンを本堂に設置しました。本堂の音響システムとも繋がっていますので、迫力ある映像・音声で視聴できます。自治会や各種会議等でもご利用いただいてかまいません。

住職の「なんでも相談室」!

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